運動苦手な私が30代でピラティスをはじめたきっかけ

エッセイ

本当は身体を動かしたかったことに気づいたこと

私がピラティスを始めたきっかけは、コロナ禍の運動不足と在宅勤務で凝り固まった身体と腰痛を何とかしたくて始めた、寝る前のストレッチでした。

身体が伸びる感覚が気持ちよくて、雑誌を見ながらストレッチポールを買ってやってみたり…気付いたら毎日欠かさずするようになっていました。

ある時、私がしたかった運動ってこんな感じなのかも!と気付いたときに思い出したのは、もう10年近く前、20代の頃通っていたスポーツクラブで一度だけ受けた、人気の先生のマットピラティスのレッスン。あの時が初めてのピラティスでしたが、一度受けただけで身体がすっと整った感覚はいまでも忘れられません。いま思えば、なんであの時ピラティスを始めなかったのかと思いますが、あの頃はピラティスを専門でやっているスタジオは今ほど多くなく、スポーツクラブのなかの一つのレッスン、としか認識していなかったように思います。

しっくりくるエクササイズをみつけた喜び

とにかく、私がやりたい運動はピラティスが近い気がする!と思った私は、調べると近くにマシンピラティスのスタジオがオープンするタイミングで、早速ピラティスをはじめてみることにしました。

これだーーーー!!!!

仕事のストレスを忘れ、身体の感覚に集中できるピラティスは、私にとって日常から離れて身体を心地よくメンテナンスできるエクササイズとして、日常の一部になっていきました。

身体を心地よくしたいという願いが満たされることは、何よりも私を幸せにしました。笑

元々運動は苦手だと思っていた私にとって、やりたかったエクササイズをみつけた!という喜びはいまも変わりません。

ピラティスは本来の身体に戻すエクササイズ。取り組むたびに身体が整う感覚は、わたしに身体を動かして満たし、愛することを教えてくれました。

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