はじめまして。私は30代でピラティスに出会いました!その魅力をもっとたくさんの人に知ってもらいたいと思い、このPilates Channelを立ち上げました。
そんな私は、今まで運動と言える運動はほとんど経験がなく、ずっと苦手だと思っていました。そんな私が、もっと深く探求したいと思いピラティス指導者を目指して学ぶほど、虜になったピラティスについて、お伝えしていきます。
実は運動が苦手な人にこそおすすめしたいのがピラティス!
スポーツクラブやヨガ、身体に良いことは分かっているけど、なんとなく続かない、きつい運動が苦手で運動があまり得意ではないという方も多いのではないでしょうか。実はピラティスは、運動は苦手だけど、気持ちよく動いて効果的に健康な身体を手に入れたい・・・という人にぴったりのエクササイズです。
ピラティスの本来の目的とは?
ピラティスの本来の目的とは、「ボディ(肉体)、マインド(心)、スピリット(精神)が調和した状態」になることにあります。昨今とても流行しているピラティス。よくインナーマッスルを鍛えるものと言われることが多いように思いますが、もちろん間違ってはいないのですが、それだけが目的ではありません。
創始者のジョセフ・ピラティス氏は生前、「コントロロジー(現代のピラティス)をやれば、身体の機能が良くなる」と言っていたそうですが、身体が本来持っている機能を生かすために、正しい身体の動きや姿勢を身につけることがピラティスの目的と言えるでしょう。
きついトレーニングをこなさないと健康な肉体は手に入らないという常識は、本来のピラティスにはない
意外かもしれませんが、ピラティスに、きついトレーニングや筋トレをたくさんこなさないと健康な肉体は手に入らない、痩せない、筋肉はつかないといった従来のスポーツ、トレーニングで考えられているような考えは本来ありません。
ピラティスは全身を一つの繋がりに捉えてエクササイズをしていきます。そのためきつい腕立て伏せや腹筋を何回も何十回もこなす・・・ようなことはなく、一つ一つの動きは「あ、これだけで良いんですか」と思ってしまうほど、案外回数は少なかったりします。身体に良い動きやパターンを繰り返し身体に覚えさせながら、1回のセッションで全身をバランスよく強化していくことで、しなやかな身体をつくっていきます。
全身の筋肉が、本来人間が持ち合わせている状態にバランスよく適切に強化され、発達することで、少ないエネルギーで効率よく身体を機能させることができるようになると言われています。
結果、姿勢が良くなったり、体調そのものがよくなったり、腰痛や肩こりが改善されたり、気分がよくなり前向きになったり、疲れにくくなった、お通じが良くなったという方も。
その人の体調や柔軟性に合わせてエクササイズできる
ピラティスはその人の体調や筋力、柔軟性に合わせてトレーニングすることが可能なエクササイズです。パーソナルレッスンを受ければ、インストラクターの方があなたの体調や悩み、目的に合わせてレッスンを組んでくれますし、グループレッスンでも自分の柔軟性や体調に合わせて動くことができるため、それを感じることができるでしょう。私のような、運動経験のなかった人から、プロのアスリートやバレエダンサーまで、身体のコンディショニングとして採用されているのもピラティスの特徴です。
ピラティスの本場アメリカでは、日本よりもピラティスの歴史が長く、経験が長い方で50年以上、上は80代、90代で続けている人もいるのだとか!創始者のジョセフ・ピラティス氏も、84歳で亡くなる2日前まで、全てのエクササイズができる身体だったと言われています。
どのくらいやると効果がある?
一般的には、最低週に1回〜2回のペースで続けると、身体に変化が現れやすいようです。
これは、パーソナルを受けるのか、グループレッスンを受けるのかによっても大きく変わってきますし、何より指導するインストラクターによって、また本人の取り組み方によっても大きく異なります。なぜなら、ピラティスは質がとても大切なエクササイズ。意識や感じ方一つで、エクササイズの効果が大きく異なってきます。
ここで、ジョセフ・ピラティス氏の有名な言葉をご紹介します。
10回で気分が変わり
20回で見た目が変わり
30回で新しい身体に生まれ変わる。
ジョセフ・ピラティス
あなたも、まだ出会っていない新しいあなたに出会ってみませんか。